【高速の乗り放題】速旅って知ってる?高速の旅が快適になりますよ!乗り降り自由

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日本の高速道路の料金は、高いです。特に名古屋高速、名古屋第二環状道、福岡・北九州高速道路は、異常に高くて有名です。(都市高速は戦後なので仕方がない..汗)

さて、実は、そんな高速料金を格安にする方法があります。速旅といいます。高速道路が乗り放題になる上に、買い物券まで付きます。しかも、販売元は、ネクスコ中日本です。

「なんだよ中部の話かよ!」と感じた方! それは違います!

ネクスコ東日本(中部から東の全エリア)、西日本(中部から西の全エリア)にも同じサービスがあります。

この記事では、速旅の魅力、買い方、使い方等をご紹介していきます。

速旅を使い、高速道路の乗り放題を楽しもう!

速旅の概要

速旅は、ネクスコ中日本が販売する高速道路の乗り放題プランです。同様のサービスは、ネクスコ東日本は「ドラ割」、ネクスコ西日本では「みち旅」と提供しています。=全国的に存在

ここがすごい速旅3つの特徴

  • 高速道路が乗り放題
  • お買い物券付き
  • 施設とセットのプランも有り!
こういう人が便利!

例えば、名古屋市に住んでいる人が……

「山梨の昇仙峡でも行くか!?」と考えた場合は「C3の静岡・南信州プラン」を購入します。すると、2日間9500円(普通車)で往復ができ、かつ、4000円分の買い物券がもらえます。つまり、実質は、5500円で往復が出来てしまうのです。

しかも、驚く点がもう一つ! このプランは、発着エリアと周遊エリアがあり、その内、周遊エリアは、2日間、何度でも乗り降り自由です。通常であれば、高速を乗って降りたら課金ですね!それがフリーカウントになるのです。

ネクスコ中日本によると、通常の往復の高速代金より、50%ほど安くなるそうです。ちなみに、名古屋インターから昇仙峡がある甲府昭和インターまでは、片道6000円程(ETC)です。単純計算すると、往復で12,000円ですね!これが速旅だと9500円です。

この他、速旅は、4,000円分の買い物券が付いていること、かつ、乗り放題であるため、非常にコスパがいいです。

速旅

画像引用元:ネクスコ中日本

速旅のプラン例と割引例

速旅には、様々なプランが用意されています。目的地等が決まっている場合は、必ず確認すると良いです。

例えば、ネクスコ中日本管内で、中京エリアを出発する場合は….

  • 岐阜県周遊ドライブプラン
  • 飛騨・富山ドライブプラン
  • 静岡ドライブプラン
  • 信州めぐりフリーパス2022
  • 御殿場プレミアム・アウトレット、ジャズドリーム長島等、アウトレットのお買い物券がセットの物
  • ゴルフ場利用券付きのプラン
  • 富士急ハイランド等のテーマパークとセットのプラン
  • 箱根の遊覧船、ロープウェイなどの観光施設とセットの物
  • 黒部めぐり、若狭路めぐり、西美濃大垣めぐりなど、特定の観光地周遊に便利な物
  • 各地の有名温泉宿とセットになった物
  • 二輪車の定率割引やツーリングプラン等

など、東は東京、西は、和歌山まで様々なプランがあります。

みち旅のプラン例

ネクスコ西日本の「みち旅」を見てみましょう!

例えば「ぎゅぎゅっと九州まんきつドライブパス」なら、以下、三つのいずれか、または、全てのエリアを定額で乗り放題です。九州全域を四日間乗り放題で7100円です。

高速 乗り放題 高速 乗り放題

画像引用元:ネクスコ西日本

速旅を使うためには?

ここから先は、速旅の申し込み方法を説明していきます。以降は、速旅(ネクスコ中日本)についての説明ですが、みち旅(ネクスコ西日本)及び、どら割(ネクスコ東日本)もほぼ同じです。ぜひ、速旅の部分を読み替えてお読みください。

速旅を使うための条件は、次の3つです。

  1. ETCカードを持っていること
  2. 速旅の会員登録を済ませていること
  3. 速旅の申込みをすること

まず、どこのクレカでも良いのでETCカードが必要です。次に速旅の会員登録を済ませます。この会員登録画面で、メールアドレス、名前、ETC番号を登録します。会員登録が完了したら、速旅の申し込みをする、この流れです。

ネット上の利用登録が必要であり、代理店等での申し込みは、できないと思います。もし、ネット取引が難しい場合は、家族や友人等に協力をしてもらいましょう。なお、当日の申し込みがOKなプランもあります。旅行の当日に気付いた場合は、必ずプランの有無を確認した方が良いです。

速旅の申し込み方法(事前準備編)

一つ前のステップ3「速旅の申し込み方法」についての詳しい説明です。正直言います。この速旅の申し込み画面は、少しわかりづらいです。情報を盛り込み過ぎていたり、色を多用しすぎたりしているため、改善が必要です。ここでは、ユーザビリティ最低な速旅の申し込み画面を解説していきます。

まずは、速旅にログインをします。会員登録が未だの方は、下の青枠から新規登録をします。

速旅

画面上部が「○○様」になっていたら、ログイン完了

速旅

下の画像をご覧ください。基本は、画面内のA、B、Cのいずれかから選びます。画面内にいくつもリンク先があるため、この時点で迷う方が多いと思います。もし、以下3つのリンク先に希望のプランがない場合は、さらに下にある「目的地から探す」からプランを探しましょう!速旅

目的地からプランを探す

緑矢印の目的地部分をクリックすると、目的エリアに合わせたプランが表示されます。目的地から探した方が様々なプランを見つけやすいです。

速旅

プランが見つかったら、高速周遊単体なのか? 何かのセットプランなのか?をよく比較して、ご自身の希望する物かを確認しましょう。良ければ、プラン名の部分をクリックします。

速旅

各プランをクリックすると、いきなり様々な情報が表示されます。出発日に関すること、出発地に関することなどの説明書きの後、ページの一番下に申し込みボタンがあります。申し込みボタンの上にある利用規約のチェックボックスをクリックした後「申し込む」を押します。

*この時点で申し込みボタンを押してもさらに次の画面があります。

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速旅

申込みボタンを押すと、新しい情報が展開表示されます。コースを選択~の所をクリックすると、プラン名が出てきます。最適な物を選びます。なお、各プランのAやBは、出発地のことを指します。この部分は、プラン事に変わり、申し込みページに記載されています。

速旅

例えば、岐阜県周遊プランの場合のAやBは、以下の出発地を指します。

  • プランA=出発地が愛知県尾張・名古屋エリア・岐阜県内
  • プランB=出発地が浜松、豊川、静岡県西部、東三河等

と決められており、プラン内に入っているインターから高速に乗らないと、プランが適用されず、通常通り課金されてしまいます。

例えば、浜松インターから乗ろうとしている人がプランAを申し込む場合などです。この場合は、出発地の条件を満たさず、通常通りの高速代が課金されます。

速旅

その他は、上から順番に選んでいけば申し込みが完了すると思います。申し込みが完了すると、買い物券を引換えるためのQRコード等が表示されます。電子的に管理が難しい場合は、印刷をしておくと便利だと思います!

速旅の使い方(当日編)

速旅の当日の利用方法をご紹介します。まず、当日までに、速旅のマイページからプランを申し込みます。申し込みのときに登録したETCカードは、当日に使います。当日は、必ず登録済のETCカードを持って来ましょう。

一点、利用日に関する注意点があります。大型連休等など、利用が制限されている日があります。速旅のカレンダーに記載されているので事前に確認します。また、プランは、実施期間内に、一つのETCカードに利用回数を設けています。

例えば「このプランの実施期間は、9/1~12/31日まで。最大の利用回数は5回など」です。この場合、速旅の登録をしても、指定の期間内に6回目の利用をすると、プランが適用されず通常通りの料金が課金されます。

お買い物券の引換方法

速旅のプランによっては、最大4000円のお買物券が付いてきます。お買い物券は、サービスエリア等で使うため、お土産を買ったり、料理を食べたりするときに便利だと思います。お買物券の引換は、各サービスエリアのコンシェルジュカウンターで行っています。(無料のお茶コーナーの隣)

基本的に少し大きなサービスエリアであれば、引換ができます。高速道路によっては、中々、引換場所が見つからないエリアもあるので注意しましょう。

お買い物券の引換場所は、速旅のプランを申し込むときに指定します。また、引き換えるための券は、速旅のプランの申し込みが完了したときの画面内にあるQRコードで行います。コンシェルジュカウンターでは、このQRコードを使いお買物券と引き換えます。

*注意! 格安スマホを使っている方は、電波状況に注意します。サービスエリアは、山に作らていることが多いため、場所によっては、中々、通信ができず、引換に苦労します。

プランを申し込んだときのETCカードを使おう!

速旅の注意点とキャンセル規定

キャンセルを希望する場合、最初のインターチェンジを乗る迄に、速旅マイページから手続きします。また、高速道路周遊券とお買い物券は、どちらもキャンセルとなり、一方のみは不可です。最初のインターを乗った時点で契約は成立します。

出発エリアと周遊エリアの注意

速旅には、出発地と周遊地が指定されている物と、出発地も周遊地もどちらもフリーの物があります。プラン毎に細かく決められています。なお、出発地とは、一定の区間の高速エリアを指します。

例えば、中京圏エリアの場合は….

  • 名古屋・豊田・岡崎エリアから出発
  • 小牧・一宮エリアから出発

などがあります。そして、発着地が決められている場合は、この青色のエリアに含まれるインターから乗ったり、降りたりしなければならないです。(発着地指定)

例えば、最寄りが岐阜羽島インターでも、必ず「一宮インター」から乗る。帰りも一宮インターで降りる(青色エリア内ならOK)ということです。

そして、出発エリアと周遊エリアは、次のルールがあります。

  • 出発エリア→周遊エリア(1回のみの通行可能)
  • 周遊エリア内(指定の日なら何度でもOK)
  • 周遊エリア→出発エリア(一回のみ通行可能)

例えば、名古屋インターから信州周遊きっぷを使う場合は、東名高速道路→中央自動車道を利用しますね!このときに道中にある他のインターチェンジには、一切降りてはダメです。長野県側の周遊エリアに入るまでは、高速道路から降りられないです。

逆に帰りの場合は、周遊エリアに出たときからカウントが始まります。周遊エリア外に出たら、発着地エリアまでは、高速道路路を降りられないです。

出発地エリアと周遊エリアは、厳しく決まっている為、一つ手前(後)のエリア外のインターで出てしまうと、通常通りの高速道路料金が課金されるので注意しましょ!

出発地と周遊エリアの仕組みを理解しよう

まとめ

  • 高速道路を使うときは、周遊プランがお値打ち!最大50%引き
  • 高速道路の割引だけではなく、指定区間の乗り降り自由&買い物券が付いている。
  • 発着エリアと周遊エリアの違いを理解しよう。
  • ネットが厳しい人には少し難しいかも!?でもできるとお得!
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