【30代必見】40歳から介護保険料が徴収されるの知ってる? いつ?いくら?

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現代において天下の宝刀が何かと聞かれたら、真っ先に「源泉徴収」が思い浮かびます。いわゆる「天引き」です。サラリーマンは、毎月の給料から、社会保険料や所得税、住民税等が勝手に引かれますね? あの引く仕組みが源泉徴収です。

そして、30代から40代になるときに、源泉徴収される項目が一つ増えます。それが「介護保険料」です。

この記事では、30代が40歳になるときに課税される介護保険料の支払い方法、金額、支払い時期を説明していきます。

30代必見・40から始まる介護保険料

私は、自分で確定申告をするため、この介護保険料の存在を知っていました。一方、サラリーマンの方は、中々、その存在すら知らないのではないでしょうか?

実は、39歳と40歳。この2つには、大きな違いがあります。

  • 39歳以下(満40歳より下)=介護保険料の負担なし
  • 満40歳を超える=介護保険料の負担あり

満40歳を迎えると、新たに「介護保険料」が天引きされます。自営業者は、介護保険料も自身で納める為、サラリーマンよりも敏感に気づきます。私もそんな内の一人です。

満40歳から介護保険料が徴収されます!

介護保険料とは?

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介護保険料とは、何でしょうか?

30代や40代なら、まだまだ元気です。自分が介護されるとは思えないです。できるなら、入りたくない。自分でお金をためておけばいいだけなので…。これが本音です。

40 歳から 64 歳の方については、ご自身も老化に起因する疾病により介護が必要となる可能性が高くなることや、ご自身の親が高齢となり、介護が必要となる状態になる可能性が高まる時期であることから、40 歳以上の方からも介護保険料をご負担いただき、老後の不安の原因である介護を社会全体で支えています。

引用元:厚生労働省

厚生省の資料によると、介護保険の目的は…….

  • 65歳以上の高齢者の方
  • 40~64歳までの特定疾患の方

の介護を社会全体で支える仕組みです。なので、40歳になったら一方的に支払うだけ~というより、万が一、40歳以降の自身も特定疾患を患ったときに支えてもらえる仕組みです。

先ほどの発言は撤回します!

介護保険料は、いつから徴収される?

介護保険料は、いつから徴収されるのでしょうか? 介護保険料は、満40歳(40歳の誕生日の前日)が属する月から徴収されます。

例えば、8月20日が誕生日なら、8月19日が満40歳。その日が属する月=8月から、介護保険料が徴収されます。

介護保険料はいくらになる?

介護保険料は、健康保険(協会けんぽ)の標準報酬月額に、一定の指数をかけて計算します。大体の目安は、次の通りです。介護保険料も収入の大きさ(標準報酬月額)で負担が変わります。

月収 年収 介護保険料(年間)
25 300 2万
34 408 2.万
50 600 4万
59 708 4.4万
67 804 5万
84 1008 6万

自営業者の介護保険料は自治体で変わる!

30代でも自営業(法人格がない方)は、第一号保険者なので、介護保険料の代金は、自治体により変わります。意外なことに北海道が安く、人口規模が小さい地区町村、もう少し言うと、健康的なお年寄りが多い所の保険料が安いそうです。

健康的なお年寄りが多い=介護の世話になる人が少ないです。

まとめ

  • 満40歳から新たに介護保険の負担がある。
  • 介護保険料より、介護保険税の方が正しい。
  • 当然、払わないと延滞税が発生
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