経営セーフティ共済の裏技 積み立てNISAの資金としても活用できる!

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個人事業主や中小企業の経営者が入れる経営セーフティー共済。取引先の倒産に備える目的がありますが、一時的に課税所得を下げて、税金の支払いを繰り延べする効果もあります。

例えば、年間の売上高が500万円。経営セーフ共済に20万×12か月=240万円をかけている場合は、260万円(500-240)が税金が課される対象(説明上、他に控除できる物は全て無視しています。)です。このように、240万円にかかる税金の部分を翌年度以降にずらせます。

実は、そんな経営セーフティ共済には、税の繰り延べ効果以外にも意外な活用方法(裏技)があります。それが「一時貸付制度」です。もし、できるだけ有利な形で資産形成をしたいと考えている方は、ぜひ、参考にしてください!

資金の使途は自由!経営セーフティ共済の裏技

経営セーフティ共済には、一時貸付金制度があります。一時貸付金制度とは、自らが積み立てている共済金の総額の90%~95%を上限として、年利0.9%でお金を借りられる仕組みです。

例えば、掛け金の納付月数が40か月以上。総額が600万円の場合は….

600×0.95×0.95=541万円を審査なしで、年利0.9%で借りられます。借りる時は、この0.9%は、最初の貸し出しの際に一括でひかれる仕組みです。

もし、541万円を借りるなら….

最初に一括で約48000円がひかれて、536万円が入金されます。月換算で言うと、約4000円の利子を支払うだけで、541万円を自由に使えます。

翌年も借り換えができる!

実は、一時貸付金は、翌年以降も借り換えもできます。つまり、毎年、0.9%の利子を支払い続けている限り、ずっと資金を借りられ続けるのですね!

イメージとしては、約500万円の預金から、一年に一回48000円ほどが引かれ続けるといったところだと思います。

借りたお金の使途は自由

しかも経営セーフティ共済で借りたお金の使途は自由です。(セーフティ共済のコールセンターや各種、税理士の解説動画で確認済)

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年間利子0.9%×使途自由のお金を借りられる×借り換えができる。

これが経営セーフティ共済の最大の特徴です。この特徴を考えると、次のようなことができます。

毎年、0.9%以上のリターンを期待できる投資をすれば、利子を支払っても、自分の資産を減らさず、むしろ増やせる可能性が高いです。

0.9%以上のリターンを期待できる何かに投資

新しく何かの事業を始める為の運転資金にしても良いと思いますし、積み立てNISA等の資金としても活用ができます。利子0.9%を上回るリターンを期待できるなら、どんな物でも良いと思います。

もし、あなたが個人事業主であるなら、経営セーフティ共済を活用してみましょう!税の繰り延べ効果以外にも、使途自由の一時貸付金制度を活用できます。

経営セーフティ共済の詳細


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