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「3Dプリンターを使い、わずか300万円でマイホームを作れる時代へ」
私は、以前から言及している通り「マイホーム否定派」です。マイホームは、銀行業界、住宅業界等が私たちの貴重な35年を拘束し、ポケットにお金を運ばせるための「働きバチ」にさせるからです。
特に最近の住宅事業や景気状況を考えると「なぜ、そこまで新築のマイホームにこだわるの?」と不思議でなりません。そんな中、ついに面白いニュースが飛び込んできました。
- 3Dプリンターでマイホームは300万円から~
- 30年ローンから自由になろう!
まさに私が考えていたこと同じです。完全に同意です。この会社の事業がマイホーム信仰から目覚めてくれるきっかけになることを願います。
3Dプリンターで作るマイホーム時代へ
今回のニュースは、兵庫県西宮市の「セレンディクス株式会社」が2022年3月に愛知県小牧市に国内一号の3Dプリンターのマイホームを設置したことです。まずは、動画をご覧ください。
同社のコンセプトは….
- 世界最先端の住宅(NEXT HOUSE )の実現
- 「住宅ローンからの解放」
- 「車を買い替えるように、家を買い替えられるようにしたい」
です。特に私は、上から2つ目の「住宅ローンからの解放」に大きく共感しました。まさにこれですね!そう、そうです!住宅業界にとって不都合なことは、35年ローン地獄をしないことです。この会社は、この35年ローンに大きなメスを入れてくれそうです。
現在の姿は「住宅」とは程遠い。今後の可能性が十分にある!?
最初にこの住宅の形を見たときに、風の谷のナウシカ? ドラゴンボールのカプセルコーポレーションを思い出しました。後は、モスラや昆虫の卵ですね!これが最初に受けた印象です。なので、現状では、まだまだ世間に「住宅」としての利用は厳しいと感じます。今後の進化に期待します。
この住宅は、費用面と施行時間が大幅に短縮されている点が素晴らしいですね!
- 約300万円の費用
- 24時間での施行
そして、球体構造にすることで、高い耐震性能を備えることも大きな特徴です。多分、移動することもできるのではないでしょうか?。これは、自然災害が多い日本で理にかなっています。
例えば、ハザードマップ等の内容が更新された結果、地震の影響を強く受ける所に含まれたとしましょう。一般の住宅の場合は、ハザードマップの内容が変わっても、家を移動させることは難しいです。できたとしてもかなりの費用が掛かります。
一方、こちらの住宅の場合は、建築後の移動も比較的、簡単にできるのではないか?と予想しています。万が一、隣の住民とトラブルになったときも、すぐに家ごと引っ越しもできそうですね!
独身のマイホーム戦略
私は、独身者のマイホーム戦略は、若い頃は賃貸。老後は、コンテナハウスや3D住宅の購入が良いと思います。基本的に、現在の日本は、急速な少子高齢化により、住宅等の供給が飽和しています。各地で空き屋等が出現し、処分方法が大きな社会問題です。
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バブル時代に作られたリゾートマンションなどは「一円」で販売しても売り手が付かない状況です。一度、買うと、手放せず、所有しているだけで年間50万円~100万円の維持費がかかるそうです。まさに「負債」ですね!絶対、要らないです。
また、生産緑地の問題、流行病による住宅ローン破産等により、今後もさらに、空き家が増える見込みです。この状況を踏まえると、独身で若いときは、賃貸に住み、老後は、今回の3D住宅等を買って過ごすのが良いのかな?と思います。(又は、老人ホームに入居するのも一つの方法)
これは、老人になると賃貸ができないことを前提としたプランです。
きっと30代の私たちが60歳になる頃には、今よりも選択が広がっているはずです。
例えば、大都市内でも、探せばボロイ空き家が見つかります。これを購入してリフォームするのもありです。なぜ、新築にこだわる必要があるのでしょうか? そこに強い疑問を感じます。どんなに新築でも30年後は、今のボロ屋と同じ扱いです!
- 老後は、マイホームがないと困るよ。
- 老後は、賃貸はできないよ。
と、周りの人から急かされて、安易にマイホームローンは組まない方が良いです。老後になったときに、ほんの少しの貯えさえあれば、選択肢はたくさんありますから。今回の住宅であれば、たった300万ですよ!老人になったときに、その程度の価格で暮らす家が手に入るわけですから、全く問題はないです。むしろマイホームローン地獄の方が問題です。
世の中は、何かを所有すると、何かと税金がかかります。くだらない常識や考え方に縛られることにより、一生に一度しかない35年間を無駄にします。「マイホーム(自分が所有する戸建てやマンション等)」の必要性を考えて、最後まで楽に過ごせる方法を選んでいきたいと思います。
*この記事でいうマイホームとは、戸建て及びマンションの両方を指します。
余談:様々な賃貸の形
賃貸といっても様々な形があります。
- 都会に住むのか?田舎に住むのか?
- 仕事はリモートできるのか?
- マイクロ法人として賃貸するのか?
などによって最適な賃貸は異なります。
例えば、現在、地方の活性化や移住を目的にして、お試し移住制度を設けている自治体が多いです。もし、仕事がどこでもできたり、どこに住んでも良かったりする場合は、地方移住も一つの方法だと思います。過去、私は、高知県のお試し移住を使ったことがあります。月:5000円~
他、日本全国の拠点であれば、どこでも宿泊ができる「ADDress」等のサービスもあります。月44,000円程から様々な施設に泊まれます。
さらに海外に目を向けてみましょう。フィリピンでは、約200万円で永住権のようなビザを取得できます。ビザ取得までとはいかなくても、三か月程度、海外に滞在する日々も面白いでしょう。
例えば、タイでは、プール付きのコンドミニアムが月額3万円で借りられます。生活は、必ずしも日本でなくても良いです。海外に活躍できる場所があるなら、そこでも良いですね!日本に住みたければ、格安で住居を構える方法があります。要は貯えがあれば何でも実現できます。
今30代であれば、60代になったときに、数千万円の資産があるのは当然ですよね?
まとめ
- 3Dプリンターで画期的な住宅が完成する時代へ
- 現在は、プロトタイプなので、今後の進化に期待
- 若い時からマイホームを組むことが正しいかを検討した方が良い。
- なぜ、新築のマイホームが必要なのか?を感情なしで検討するべき。
- 多くの場合は、適切な答えは見つからないはず。つまり無駄の可能性が高い。
- 独身者は、若い時は賃貸。老後は、この3Dプリンター住宅等を購入すればいい。
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