タイで銀行口座を開設するのが、ますます厳しくなった!?

スポンサーリンク


短期の旅行でタイにちょくちょく来るのであれば、銀行口座を開設しておきたい。検討している方は多いかと思います。以前は、旅行者でも簡単に開設出来ました。しかし今、ほぼ開設が不可能となっています。“なぜだ?”そんな疑問も含めて、タイでの銀行口座開設の厳しい現状をお伝えします。

ウェブタリフ 使い方

タイで銀行口座を開設するには!?

口座を開設するには、アパートの契約書が必要になった。

日本人の旅行者がタイで銀行口座を開設する場合、一番お世話になるのがバンコク銀行シーロム本店です。ここには日本語専用デスクがあり、タイ人が日本語で応対してくれます。現在、この銀行で口座を開設する際の提出書類が一部変更になりました。

「タイでのアパート賃貸契約書(3ヶ月以上の契約)」これが新たに加わりました。短期の旅行者では揃えるのがまず無理な書類です。

実際、この書類のないお客さんを本店へお連れし、開設の旨を伝えた所“マイ・ダイ(出来ない)”と言われました。“今、厳しいです”と。

がっくり肩を落とし、お客さんと席を立ったとき、担当者が“別の支店へ行きましたか?”と。一瞬わけがわからなかったのですが、“ああ、なるほどね”となりました。とある支店へ行きました。詳細は省きますが、開設出来ました。「基本的には出来ないが、出来ることもある」のがタイです。

その後も本店へ他のお客様をお連れし、口座開設を相談しました。あえて他の担当者を選びましたが、上記の書類がなかったため口座は開設出来ませんでした。

口座開設のためには、必要な書類を揃えること。

バンコク銀行本店で、口座を開設する際の現時点での必要なものを列挙します。

  • パスポート(現本)
  • 戸籍記載事項証明(英文)
  • アパート賃貸契約書(3ヶ月以上の契約)
  • 初回貯金時のタイバーツ(2,000バーツ以上)
  • タイの携帯の電話番号(プリベイト可)

以前までは、アパート賃貸契約書(3ヶ月以上の契約)は必要なかったので、短期の旅行者でも開設出来ました。上記の書類を揃えるには、タイに3ヶ月以上住むことが条件となります。そのためには、観光ビザなどのビザを取得することです。審査のハードルはかなり高くなったと思います。

“それなら、別の銀行で開設すればいい”

そう思うのは当然ですが、他行では「ワークパミッド(労働許可書)」がない外国人は、口座を開設出来ません。バンコク銀行以上に他行は審査が厳しいのです。そのため旅行者や観光ビザで滞在する人々は、書類を揃えてバンコク銀行シーロム本店へ出向き、口座を開設していました。ワークパミッドがなくても開設が出来た!なんとも頼りがいのある銀行だったのですが。。。

バンコク銀行の本店と支店では、開設の際の書類が違う。

先に記載した書類が揃っているという条件で、バンコク銀行本店での口座開設の流れをお知らせします。

1Fの奥にある「日本語デスク」へ行きます。ここで口座開設の旨を伝え、書類を提出。担当者から渡される書類にサインをし、2,000B以上を入金します。その後キャッシュカードと通帳を渡されます。スムーズに進めば、10分程で完了します。

途中“なぜ、口座開設するのか?”など質問もされますが、“将来、長期滞在するためにお金を預けておきたい”“現金をいっぱい持ち歩きたくない”などと答えておけば問題はありません。

スポンサーリンク


一方、バンコク銀行の支店では、アパート賃貸契約書(3ヶ月以上の契約)は必要ありませんでした。支店によっては、その書類がなくても開設できることがあるようです。ただし「日本語デスク」は支店にはありません。やりとりは英語かタイ語になります。

ポイントは、口座を開設したい旨を強くアピールすることです。私のお客さんの場合も“実は、将来タイでコンドミニアムを買うために。。。”とタイでどうしても口座が必要なことを強調したら、すんなり開設出来ました。日本なら本店が決めたことには、本来、支店は従うものでしょう。

しかしタイでは、支店や担当者の裁量による所が大きく“本店では無理でも、支店では出来た”そのようなことがしばしば起きます。タイの不思議の一つです。

タイも、マネーロンダリングの規制による影響が大きい。

では、なぜ開設の条件が厳しくなったのか?海外で口座を開設することは、言わばマネーロンダリングに使われるケースもありうるからです。世界的にも、マネーロンダリング阻止への規制は厳しくなっており、タイ政府もその方針をとっている表れです。

一度、整理します。タイで口座開設が出来るのは以下になります。

ワークパミッド取得者タイのどの銀行でも口座開設可能。
ビザ取得者(リタイアメントビザ、学生ビザ、観光ビザなどの長期滞在者)バンコク銀行本店で可能。支店でも出来る所はある。他行では基本的に出来ない。
短期の旅行者どの銀行でも、ほぼ開設不可能。

書類などを通して、しっかり身元をチェックしているようです。このような流れから、今後ますます開設の条件は厳しくなっていくのではと思います。

バンコクの街中には、ATM機が数多く配置されているが、問題もある。

タイの銀行の最大手はバンコク銀行です。支店は1,000を超えます。次にクルンタイ銀行、サイアム商業銀行などが続きます。営業日は月‐金。支店によっては、土曜日も営業しています。

デパートや大型スーパー内に店舗を構えており、営業時間も長かったりします。ATMは、店舗はもちろん、空港、駅やデパート、セブンイレブンの入口横などに備えられています。日本語の画面表示があるものが増えているので大変助かります。一回のキャッシングで引き出せる最大額は、25,000B(バンコク銀行)。30,000Bも引き出せる銀行もあります。

しかし問題もあります。ときどき故障すること。故障したATM機が、カードを吸い込んだまま吐き出さないのを目にしたことがあります。さすがに血の気が引きました。また、現金が充分に機械に入ってないこともあるのです。特に金曜日、この日はタイ人が列をなして引き出すので、現金が足りなくなってしまうのです。仕方なく、ATM回りをしたことが多々ありました。引き出す際はご注意ください。

以前は、代行業者に頼めば開設出来た。今は、厳しい。

旅行者でも開設できる抜け道のようなものをお知らせします。それは、代行業に頼むことです。

“観光ビザ取得ツアー”などのビザ代行業者は、口座開設も手伝ってくれます。それなりに手数料はかかります。開設出来る口座もバンコク銀行ではなく、他行になるでしょう。銀行の審査基準が厳しくなっているので“以前は行っていたが、今はその業務はしていない”ある知り合いの代行業者は言っていました。

他には、タイ人の銀行員に知り合いがいれば、何とかしてくれるかもしれません。その昔、友人のタイ人の友人が銀行員だったので、彼に頼んで口座を開いてもらったことがあります。しかし現状は、代行業者も手を引いていますので、うーん、抜け道がほとんどなくなってきました。

口座を開設するためには、観光ビザを取得し、マンションで3ヶ月以上の契約をしてください。これが最低条件です。“タイだから、いずれまた審査は楽になる”そう願いたいものです。

まとめ

  • 現状では、短期の旅行者は銀行口座を開設出来ない。
  • 3ヶ月以上のマンションの賃貸契約書が必要になった。
  • 書類が揃ってなくても、開設したい旨を強くアピールしてみよう。
  • 世界的なマネーロンダリング規制で、今後タイも条件は厳しくなっていく。
  • 口座開設には、観光ビザなどを取得し長期滞在すること。

ライター:Masa

基幹記事:東南アジアのトビラタイ貿易を始めよう!

[スポンサードリンク]


タイトルとURLをコピーしました