飛行機を利用するときは、必ずチェックイン(搭乗手続き)をします。チェックインは、航空会社からパスポート、搭乗券などの確認を受けたり、手荷物などを預けたりすることです。また、このときに、搭乗する飛行機の席を決めます。実は今、このチェックインをウェブ上で行うことが一般的になってきています。
飛行機会社によっても異なりますが、飛行機が出発するおよそ36時間前辺りから、パソコンやスマホを使ってチェックイン手続きができます。事前にチェックインをすることによって、飛行機の席を早いうちから決められたり、チェックイン待ちの長蛇の列に並ばなくても良くなります。
そこで、この記事では、ウェブチェックインの魅力、メリット、流れなどをご紹介してきます。
メリット大!ウェブチェックインのススメ!
順番待ちの列に並びたいのかと問われれば、間違いなく、並びたくないと答える方が多いはずです。飛行機に乗るときのチェックインは、この順番待ちの列に並ばなければならないことが多いです。しかも、利用する航空会社や出発時刻によっては、長蛇の列ができ、普通に並べば、それだけでストレスを感じることが多いです。
下の写真をご覧ください。こちらは、中部国際空港におけるチャイナエアのチェックインカウンターの様子です。チャイナエアのチェックインカウンターは、写真中のFです。しかし、よく写真を見てみると、このFのカウンターからGやHの方に列ができていますね。実は、これ、すべてチャイナエアのチェックイン待ちの列なのです。
一方、私はというと、別に特別なお金を払っていないにも関わらず、待ち人数ゼロ人のウェブチェックイン済みの専用カウンターを利用して、わずか3分足らずで、チェックイン完了です。下の写真であれば、青枠がウェブチェックイン専用のカウンター。緑枠がウェブチェックインをしていない人のカウンターです。
事前にウェブチェックインをしているだけで、こんなに長い列ができているにも関わらず……
こちらの専用カウンターでチェックインができます。追加の料金が一切かかるわけではない。しかも、何十時間も前から、飛行機の座席を指定できるウェブチェックインは、とても便利です。もし、まだウェブチェックインをしたことがない方は、ぜひ、利用されることをお勧めします。(*ウェブチェックインの待ち人数はゼロ人でした)
では、ウェブチェックインの魅力がわかった所で、どのようにして利用すれば良いのかをご紹介していきます。
ウェブチェックインの2つのメリット
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ウェブチェックインを利用するときのメリットは、次の2つです。
- 事前に席を確保できる
- 列に並ばなくても良い
通常、ウェブチェックインは、飛行機が出発する36時間前から受付を始める所が多いです。ウェブチェックインの受付が始まると、インターネット上から、チェックイン手続きができます。このとき、好きな座席なども決めることができるため、当日、空港カウンターで指定するよりも希望の席を確保しやすいです。
また、搭乗の当日に、チェックインカウンターの列に並ばなくても良い所もメリットです。特に都市部の空港になると、チェックイン待ちの列がずら~とできることが多いです。このようなときでも、ウェブチェックインをしている人には、専用のカウンターが用意されているため、非常にスムーズなチェックインができます。
ウェブチェックインは、どのように利用すればいいの?
ウェブチェックインは、どのように利用すれば、いいのでしょうか? まずは、ご自身が利用する航空会社がウェブチェックインに対応しているかを確認してみましょう。ウェブチェックインに対応しているのかは「航空会社名+ウェブチェックイン」または「航空会社名+オンラインチェックイン」などと検索してみましょう。
もし、航空会社がウェブチェックインに対応していれば、該当のページが検索結果に表示するはずです。何も表示されなければ、ウェブチェックインに対応していない航空会社の可能性が高いです。
各社のウェブチェックインのページへ移動した後、搭乗番号、バスポート番号、名前などを入力した後、席の指定→チェックイン完了という流れで手続きが終わります。ウェブチェックインを完了すると、オンライン版の搭乗券の控えのような物が表示されるため、それを印刷して、出発の当日、空港へ持参します。
空港へ到着したら、印刷していた搭乗券の控えを提出して、正式な搭乗券を発券してもらう流れになります。このとき、あわせて国際線であれば、パスポートの確認と手荷物の預け入れ。国内線であれば、手荷物の預け入れなどの手続きをします。これで当日における空港でのチェックインは、すべて終了となります。
ウェブチェックインの流れ
ウェブチェックインの流れをまとめると、次のようになります。
- 航空券を購入→搭乗番号などを取得
- 利用する航空会社のウェブチェックイン画面に移動する
- ウェブチェックイン画面に、搭乗番号やパスポート番号などを入力する
- 続けて座りたい席を確保します。追加手荷物などがあれば、このときにオプションとして購入します。
- チェックインが完了すると、搭乗券の控えが発行されます。これを印刷します。
- 搭乗の当日、搭乗券の控えを持参します。
- ウェブチェックイン専用カウンターへいき、手荷物などを預けて、正式な搭乗手続きを済ませます。
- 7番で搭乗券が発行されます。
- 保安検査場に進んで身体検査を受けます。
- 出発ゲートのロビーへ行きます。
- 再度、搭乗券の確認をされます。
- 機内に入るときも再々度、搭乗券の確認をされるときがあります。
- 出発!
外国の空港におけるウェブチェックインカウンターはどうなっている?
中国・上海にある浦東国際空港(ぷうどんこくさいくうこう)は、どのような形になっているのでしょうか? 実際、利用してみたところ、中部国際空港と同じように、ウェブチェックイン済み専用のチェックインカウンターが用意されています。
こちらがウェブチェックイン済みのレーンです。
上のモニターを見ると、ウェブチェックイン済み専用のレーンである表示が出ています。
以上、ウェブチェックインのメリットをお伝えしました。
まとめ
- ウェブチェックインは、使わないだけ損です。
- ウェブチェックインは、追加の利用料金は不要です。
- 空港に行く前から、インターネット上でチェックインができます。
- 事前にチェックインができるため、希望の席が確保できます。また、搭乗当日における長蛇の列に並ばなくても良くなります。
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