【ブログテーマの例】色あせない選定のコツを紹介!

この記事は約21分で読めます。

「ブログを始めたい!でもテーマが決まらない。」このような悩みを抱えていませんか?

ブログのテーマを調べても「誰かの役立つコンテンツを発信する」などの抽象的な説明が多く、明確な答えを知るのは難しいです。一体、どのようにすればいいのでしょうか?

この記事では、ブログテーマの例と選び方について詳しく説明していきます。

  1. ブログテーマの選び方と例
    1. 人が検索するとは?
    2. 人に求められるブログにするには?
      1. 1.ブログを運営の目的をはっきりさせる。
      2. 2.誰に向けて情報を届けるのか?
      3. 3.読者は、何を求めている? 売り込まれたい?
    3. 強いブログにするための3条件(選ぶべきテーマ)
      1. 1.時の経過とともに色あせないテーマであること
      2. 2.「人の不快な悩み」を解決していること
      3. 1.快楽を求める気持ちとは?
      4. 2.不快を解消したい気持ちとは?
      5. 3.「読み手は自分が大っ嫌い!」を前提にした文章作成
    4. 手を出してはいけない4つのテーマ
      1. 1.ときの経過とともに情報の鮮度が落ちる物
      2. 2.個人的な日記、政治的な主義主張
      3. 3.需要が少ないテーマ
      4. 4.幼児向けの内容
    5. ブログテーマの選定で使えるツール
      1. 1.グーグルキーワードプランナーとは?
      2. 2.グーグルトレンドとは?
      3. 3.はてなブログ、NAVERとは?
      4. 4.関連語とは?
      5. 5.共起語とは?
    6. 1.実店舗に集客するためのテーマ選定例
      1. 不動産さんのネタ探しのヒント
      2. 美容室のネタ探しのヒント
      3. 歯医者のネタ探しのヒント
    7. 2.個人がブログテーマを決める上での手順
      1. 1.自分を棚卸してみよう
      2. 2.お金、健康、悩み、何かの体験談はありませんか?
      3. 1.需要の大きさを意識する
      4. 2.あなが相手にするべき人は、お金を支払う初心者。
    8. 個人が扱いやすいテーマ選定例
      1. ある特定世代限定の悩み解決ブログ
      2. 幅広い需要があるテーマ
      3. 暮らしの中のアイディア
      4. 特に何かに特化したサイト
      5. 子育て・育児ブログ
      6. 病気克服ブログ
      7. 妊活をテーマにしたブログ
      8. 特定の何かをしている人に役立つブログ
      9. ある地域や時期に限定した旅行ブログ
      10. 身体的な悩みを克服するテーマ
    9. まとめ

ブログテーマの選び方と例

ブログの運営が成功するのかは、選ぶテーマによって八割ほど決まります。「このテーマはイケソウ!」と、見切り発車でブログを始めるのは、危険です。誰も必要としていない情報を提供することになり、失敗する可能性が高いです。

一方、誰かが求めている物(情報・解決策など)を提供できれば、そのブログは大きく成長する可能性があります、ブログを運営するときは「求められている情報を提供すること」がとても重要です。一にも、二にも求められている情報。つまり、テーマの選定が非常に重要です。

テーマ選定の重要性

人が検索するとは?

人は検索を「何かの情報を知りたい」「何かの悩みを解決したい」ときに行います。

例えば、テレビで気になることを言っていたことを詳しく知りたい。または、イビキに悩まされているから、改善する情報または商品を知りたい。対人関係に悩んでいるので、うまく立ち回れるコツを知りたいなどです。人の検索には、必ず「悩み」が隠れています。

テーマの基準は、この悩みを理解し、質の高い情報を届けられるか?で判断します。

人に求められるブログにするには?

ブログのテーマは、次の3つに考えます。

  1. ブログ運営の目的をはっきりさせる。
  2. 誰に向けて書くのか?を決める。
  3. 対象の人は、何を求めているのか?

1.ブログを運営の目的をはっきりさせる。

ブログ運営のきっかけは、何でしょうか?

何らの商品を販売したり、紹介したりすることでしょうか。それとも、日記のようにただの自己表現のために運営していますか? ブログ運営の目的をはっきりさせます。もし、運営目的が「収益化」なら、この先でお伝えしている情報が役立ちます。

2.誰に向けて情報を届けるのか?

そのブログを誰に向けて書いていますか?

多くの人が訪れるブログは、この「誰に?」がとても明確です。少し専門的な言葉を使うと、誰に?という部分を「ペルソナ」といいます。ペルソナとは、読者です。ブログの記事を読んでくれる人のことです。この部分ができる限り明確であるほど良いです。

例えば、○○市の歯医者だとします。仮に、ブログの運営目的を「歯医者への集客」なら、ペルソナは「○○市または、近隣に住んでいる歯の悩みを抱えた人」です。したがって、この場合は、ペルソナに対して「歯に関するお役立ち情報や、○○市に関する地域情報」を届けます。

3.読者は、何を求めている? 売り込まれたい?

次に、その読者は、何を求めているのか?

つまり、読者の「現実」を理解し、それに応える情報をまとめてあげます。よく企業ブログをする所で勘違いすることは「企業ブログ=売り込みブログにするべき」との考えです。いつ、訪れても、自分たちの商品やサービス紹介の記事しかない。このような状態です。ここで質問です。

運営するブログの読者は、商品やサービスを売り込まれるためにサイトに訪れているのでしょうか? 違いますね! 読者が抱える何らかの悩みを解消するために訪れているのです。または、悩み以外にも訪れることに価値がある場合、人は、再訪してくれるのです。決して、商品やサービスを売り込まれているために訪れているわけでないことを十分に理解します。

  • サイトの訪問者は、何らかの悩みを抱えている。
  • その悩み(現実)を理解し、悩みが少しでも解消する情報をまとめること

以上の3つがブログを始める前に知っておきたい本質的な部分です。では、次にいよいよ具体的なネタ探し方法をご紹介していきます。

強いブログにするための3条件(選ぶべきテーマ)

ここから先は、より具体的な部分の話をしていきます。強いブログを作るときは、需要が大きいテーマを狙います。需要とは、求められていることですね!この部分が強い分野を狙うと良いです。間違っても「斜陽産業のようなテーマ」を扱うべきではありません。ブログ運営は、テーマの選択でほぼ成功確率が決まります。

  1. 時が経つにつれて情報が色あせないこと
  2. 誰かの悩みを解決していること
  3. 読み手は「自分が大っ嫌い」を前提にすること

1.時の経過とともに色あせないテーマであること

一つ目は、ときの経過によって、掲載している情報が色あせなことです。

検索サイトで何らかの情報を探すと、たくさんのサイトがヒットします。ざっと、それらのタイトルを確認すると「iPhoneアプリ紹介サイト」や「スマホのレビューサイト」などがヒットします。スマホは、生活になくてはならないため、スマホの情報が必要とされているのは、間違いないです。

しかし、ブログを運営するときは、これらの分野に参入することはお勧めしません。時の経過とともに情報の鮮度が著しく落ちるからです。ここで言う情報の鮮度とは「ブログで掲載する情報が古くなること」です。

例えば、iPhoneを紹介するブログを運営しているとします。紹介する内容は、iPhoneグッズやiPhoneアプリなどが考えられます。日本では、iPhoneが人気であるため、iPhoneの情報は、多くの方が欲しがっています。では、仮に今、「iPhone4」の情報がまとまっているサイトがあるとすると、そこに需要はあると思いますか?ありませんね!その情報は、古すぎるからです。

もちろん、iPhoneは、単なる一例です。その他の物を扱うときも「ときの経過とともに情報が古くなるもの」は、同じです。例:アンドロイドスマホの使い方、格安スマホmvnoの比較サイト、トレンドアフィリエイト、芸能ブログなど。情報の鮮度が早く落ちるテーマを選べば、強いブログは、ほぼ作れないです。

では、ときの経過とともに「古くならない情報」には、どのような物があるのでしょうか?

例えば、バッティングの素振り、テニスの攻略方法、大きなジャガイモの栽培方法、ダイエットブログなどがあります。バッティングの正しい素振り方法は、ベーブ・ルースさん、王貞治さん、イチローさんの時代から特別に変わっているわけではありませんね! 本質的な所は、野球が誕生してからずっと同じです。

ダイエットブログも同じです。「体重を落として素敵な体型になりたい!」と考える方は、何十年も前からいます。でも一向に解決していません。おそらく、この先も解決することはないでしょう。もちろん、ダイエット方法自体は、様々な物がでてきます。しかし「体重を落として理想の体型になりたい」という本質的な部分は何も変わりません。これが「情報の鮮度が長い」ということです。

参入するべきテーマは、ときの流れとともに情報が色あせないこと。

2.「人の不快な悩み」を解決していること

色あせないテーマと合わせて「人の悩み分野」を取り扱うことも重要です。人の悩みとは「〇〇ダイエットをしたい」「肌荒れで悩んでいる」「口臭に悩んでいる」などです。知っておきたいことは、人間の欲求には「快楽を求める気持ち」と「不快を解消したい気持ち」の2つがあることです。

  1. 快楽を求める気持ち
  2. 不安を解消したい気持ち

1.快楽を求める気持ちとは?

快楽を求める気持ちとは「もっと美しくなりたい」「もっと楽しみたい」「もっと、おいしい料理を食べたい」などです。「実現できたらハッピーできなくても、まぁいいや~」程度の気持ちです。それほど深刻に悩んではいないため、後述する「不快を解消したい気持ち」よりも弱い気持です。

2.不快を解消したい気持ちとは?

不快を解消する気持ちとは「口臭が気になる」「ストーカー被害にあっている」「脅迫されている」などです。

先ほどの「快楽を求める気持ち」では、実現できなくても問題ない程度の悩みでした。しかし、不快を解消したい気持ちは、それよりも、ずっと深刻です。口臭問題は、対人関係に悪影響です。ストーカーは、大きな事件につながります。睡眠障害は、人格さえも壊すことが考えられます。そのため、不快を解消したい人は、情報を集めて、必要であれば、お金を支払います。これがブログを「求められている存在」にするポイントです。

求められている存在→「人の不快を解消する解決策を提示するブログ」

3.「読み手は自分が大っ嫌い!」を前提にした文章作成

実は、自分のことが嫌いであることを前提にすると、結果的に、たくさんの人に読まれるブログができあがります。

例えば、Aさんのことが大嫌いです。顔を見るだけでも不快な気持ちになるほどです。そんなAさんが書いた文章が回ってきたら、どのようなことを感じますか? 読み飛ばす方も多いと思いますが、仮に読んだとしても「何かとケチ」をつけるはずです。

誤字脱字の指摘は当たり前、句読点の位置、文章校正に至るまで、あらゆる部分で「ケチをつけるポイント」を見つけますね。これは、人の習性としては当然です。むしろ、この習性を前提にして「読みやすいブログ」を目指します。

自分のことが嫌いな読者は「どのようにすれば、ケチをつけないか?」を考えて文章を作成します。具体的には、文章校正、句読点、漢字やふりがなに至るまで、すべてに気を配ります。その結果「読みやすいブログ」として認知されるようになり、少しずつ人気があるブログになっていきます。

ブログ読者は「自分のことが大っ嫌い」を前提に!

以上の三つが「強いブログにするための3つの条件」です。

手を出してはいけない4つのテーマ

次に「手を出さない方が良い4つのテーマ」をご紹介します。

  1. 時の経過で情報の鮮度が落ちる物
  2. 個人的な日記、政治的な主義主張
  3. 需要が少ないテーマ
  4. 幼児向けのテーマ

1.ときの経過とともに情報の鮮度が落ちる物

情報の鮮度落ちやすいテーマは扱わない方が良いです。具体的には、ウェブサービス全般・サービス紹介、アプリ紹介、ワードプレスの使い方、ガジェット、製品レビュー、スマホ紹介などが対象です。これらの物は、次々と新しい製品が誕生するため、数カ月前の記事が一瞬で古くなります。

2.個人的な日記、政治的な主義主張

芸能人や、名の知れた人でない限り「〇〇のランチへ行ってきた」などに代表される日記ブログは避けます。日記ブログほど、無価値な情報はありません。日記ブログをするのであれば、やらない方がマシです。また「政治的な主義、主張」も避けた方が良いです。

3.需要が少ないテーマ

どのようなテーマを扱うにしても「どれだけ求めている人がいるのか」を調べることは重要です。求めている人数は、グーグルキーワードプランナー(無料ツール)で調べられます。

キーワードプランナーは、グーグルで検索された「言葉の数」を調べる物です。この言葉の数は、人が求めている数と考えられるため、検索数により、そのテーマの需要の大きさがわかります。

ブログのテーマを決めるときは、グーグルキーワードプランナーで需要の大きさを調べましょう。もし、需要が少なければ、参入しても、それほど大きな成果を上げられないと予測を立てられます。

4.幼児向けの内容

子供が利用することを前提にしたブログ(サイト)も注意が必要です。ただし、子供向けでも「子供のが利用すること」を前提にしているサイトは問題ないです。あくまで、子供自身が利用することを前提とするブログです。これは「お金を支払う人が親であること」が大きく関係しています。

例えば、小学校低学年が利用するブログを運営しているとします。小学生向けに文章が作成されているため、とても人気があります。しかし、サイト自体に人気があったとしても、サイトから収益を得るためのマネタイズ(収益化)の部分に致命的な欠陥があります。

ここで想像してください。ウェブサイトを利用するときに表示される広告がありますね? 広告が掲載されているサイトを子供が利用しているとします。このとき、子供がサイト上にある広告をクリックしたとして、広告から先にある商品やサービスが購入される可能性はあると思いますか?

もちろん、子供が広告をクリックしている場合は購入されないです。よって、グーグルのアドセンス(広告)であれば「クリックされるけれど成果につながらないクリック」となり、最悪の場合、アドセンスアカウントが取り上げられる可能性があります。このようなことから、収益化の観点で考えると「子供自身が利用するためのサイト」は、避けた方がいいです。

一方、子供を持つ親が「子供のために使うサイト」であれば、参入テーマとしては適しています。要は、実際に「お金を支払う人がサイトを利用していること」が重要です。以上、ブログテーマとして手を出さない方が良い4つの分野でした。ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

1.情報の鮮度が落ちにくい物
2.なるべく悩みからテーマを決めること
3.個人的な日記、政治的主義主張、子供向けテーマを避ける

ブログテーマの選定で使えるツール

次に、より具体的な情報調査の方法をご紹介します。まずは、テーマの需要を見つける上での便利ツールを5つほどご紹介します。

  1. キーワードプランナー
  2. グーグルトレンド
  3. はてなブックマーク
  4. 関連語
  5. 共起語ツール

1.グーグルキーワードプランナーとは?

グーグルで検索される言葉の数を数字で確認できるツールです。(例:「ダイエット 方法」=10000回など)この検索数が多いほど、需要がある分野であることがわかります。

2.グーグルトレンドとは?

グーグルで検索されている言葉の”旬”を確認できるツールです。考えている検索キーワードは、この先も「増えてきそうなのか」を知ることができます。

例えば、一時期、話題になった「TPP」という言葉のトレンドを見ると、次の通りです。

2012年ごろと、2016年ごろに盛り上がりを見せて、現在は、以前と同じ水準です。この場合、TPPをテーマにしたサイトだけにすると、中々、思うようにアクセスが集まらない可能性があります。「このテーマにしようかな?」と考えているときは、あわせてトレンドを確認しましょう。

トレンド

3.はてなブログ、NAVERとは?

はてなブログというサイトがあります。これらのサイトは、とても大きなアクセスがあります。アクセス数があるということは「ここで人気がある記事を確認」すれば、世の中で求められているテーマがわかります。ブログ記事のテーマがなかなか見つからない人は、まずは、これら2つのサイトから人気があるテーマを見つけましょう。

4.関連語とは?

関連語とは、あるキーワードについて一緒になって検索されるキーワードです。

例えば「サジェストツール」を使い「ダイエット」の関連キーワードを探してみると、次のようになります。ダイエットという言葉と一緒に「食事、アプリ、サプリ、運動」などが一緒に検索されていますね。このとき、ダイエットと一緒に検索される言葉が「関連キーワード」です。この関連キーワードをみていけば、まだ書いていないブログネタをいくらでも見つけられます。

スポンサードリンク


・ダイエット
・ダイエット 食事

仮のお話として、この関連ツールで出てきたキーワード(ネタ)は、すべて記事を書いているとすれば、これらのキーワードに対して、さらに「関連キーワード」を発掘します。

例えば「ダイエット 食事」の関連キーワードを探してみると、次のネタがあることがわかります。次々と、キーワードを掘り進めていくことにより、ブログのネタなどは、いくらでも発掘できます。

・ダイエット 食事 制限
・ダイエット 食事 夜
・ダイエット 食事 時間
・ダイエット 食事 おすすめ

5.共起語とは?

共起語とは、あるキーワードと相互に補完しあっている言葉です。上記で説明した関連キーワードとも違います。共起語を調べたいときは「キーワードマップ」が便利です。(無料版は一日一回のみ検索が可能)

以下の図をご覧ください。「ダイエット」を中心にして、ハチの巣のように広がっていますね。広がった先にある丸が「ダイエットで重要になるポイント」です。このポイントが「共起語」です。

そういえば、昔、マジカルバナナという遊びが流行りましたね。「バナナと言えば、黄色」というゲームです。意味的には、あれと同じですね。「ジュー」という言葉で、なぜか「肉汁」が連想されるのと同じです。これが共起語です。

きょうきご

すでにブログを運営していて「ネタ切れ」で困っている方は、まずはこの5つのツールを活用してみましょう。おそらく、二度と「ネタ切れで困っている」などという言葉は言えなくなるはずです。関連記事:共起語を使って、効率的にブログのパワーをアップさせる方法

では、ここから先は、実店舗に集客するためのテーマ選定の方法と、個人ブログを作るときのテーマの選定法をご紹介していきます。

1.実店舗に集客するためのテーマ選定例

不動産さんのネタ探しのヒント

まずは、不動産のペルソナを考えてみます。不動産屋さんの場合は、以下のようなペルソナ(読者層)を考えられます。

「不動産が欲しい」「不動産を借りたい」「不動産から収益を得たい」などがあります。まずは、どの人に向けて記事を書いていくのを考えます。つまり、これがブログのテーマやペルソナの設定です。もし、不動産から収益を得たい人に向けて記事を書くときは、さらに、どのような人が読者になるのかを考えてみます。

例えば、サラリーマンやOLなどの人が「+アルファの収入が欲しい」と人がいる一方、不動産を事業として行っている人がいます。どの層に向けた記事を書くのかによって、ブログにするべきネタが大きく変わります。もしかすると、別に不動産から収入を得ることにこだわっているのではなく「何となく不動産収入」を考えている人がいるかもしれません。この場合は、不動産を含めた副業全般に興味があるかもしれませんね。

美容室のネタ探しのヒント

美容室の場合は、基本的には女性をターゲットにしています。よって、このターゲットにするべき女性を深く理解することが重要です。「なぜ、美容院を利用しているのでしょか?」その本質的な部分を理解すると、提供できるサービスや商品がぐっと広がります。もし、ブログの目的を美容質の集客にするのであれば、美容室情報と合わせて地域ネタも重要です。

  • 切られすぎた
  • 黒染め
  • 経費
  • 結婚式 セット
  • シャンプーなし
  • 頭痛 吐き気
  • 前日 シャンプー
  • 前処理
  • 痛まない
  • ビフォーアフター

歯医者のネタ探しのヒント

世の中の人は、歯医者と聞いて、どのようなことをイメージすると思いますか? そのようなこともサジェストキーワードツールを使うと、簡単にわかります。一例として、歯医者というキーワードに対して、下のような言葉が一緒に検索されています。それぞれの検索キーワードから「歯医者に対する考え方」「不安心理」が手に取るようにわかりますね。したがって、これらに答えることが歯医者としての価値あるネタになるといえます。

もちろん、上記の美容室でも伝えた通り、地域からの集客を目指しているときは、これらのネタと一緒に「地域情報」も一緒に提供することがポイントです。

  • 痛くない
  • 削らない
  • 口コミ
  • 子連れ
  • 口臭
  • すっぴん
  • 途中で変えたい

以上、簡単ではありますが、ネタ探しの事例をご紹介しました。ここでは、あえて答えになるようなことは書きませんでした。記事中でお伝えした内容を実行していけば誰でもわかる答えだからです。

2.個人がブログテーマを決める上での手順

本屋の調査、ネットによる需要調査が終わったら、次に自身について問いただしてみます。次の1~2の情報もテーマ選定に活用しましょう。(個人ブログを作るとき)

  1. 自分の棚卸
  2. 悩んだ経験の有無

1.自分を棚卸してみよう

新しいブログを作るときのネタ探しは「自分を棚卸」することがポイントです。自分の棚卸とは、これまでの人生を振り返り、感動したこと、悲しかったこと、成功体験、失敗体験、悩んだことなどを書き出していくことです。成功体験だけを書き出す必要もありません。何かに失敗した経験などもすべてブログのネタにできます。まずは、真っ白なノートを用意して、人生をじっくりと振り返ってみましょう。

2.お金、健康、悩み、何かの体験談はありませんか?

人生を振り返った結果、お金、健康、不安や悩み、何かの成功や失敗の経験、貴重な体験、追求した趣味などに関係する情報(ネタ)はございませんか?

例えば、過去、借金地獄を経験したこと、腰痛で動けなくなってしまったこと、○○で大きな失敗をしたこと、心の病などがあります。また、ある一つの趣味などを追求した経験なども有効です。いかがでしょうか? これらに関係するテーマであると、ブログから収益をもらいやすいネタを提供できる可能性が高いです。

ただし、本当にブログを運営するときは、ひらめいたネタを次の2つの観点から考えます。

1.需要の大きさを意識する
2.自意識過剰をやめる。上には上がいる。

1.需要の大きさを意識する

ブログネタをひらめいたとしても、求められていない情報は無価値です。あるネタをテーマにして記事を書くときは「需要の大きさ」を調べることが大切です。

例えば、サッカーとセパタクローを考えてみましょう!同じ足でける競技なのに、両者の認知度は、大きく違います。サッカーは、月間で100万回の検索数がある一方、セパタクローは、月間で10万回しか検索されません。両者には、およそ10倍ほどの開きがありますね。もちろん、これはサッカーだけでのことはありません。どんな分野であっても、それが「一般的に需要があるのか?」を調べることは、とても重要です。

上記のサッカーと、セパタクローであれば、単純に需要の大きさだけを考えれば「サッカー」をテーマにして、ブログ作成をした方が良いことがわかります。

2.あなが相手にするべき人は、お金を支払う初心者。

ある趣味を極めた人は、その極めた趣味について、詳しい情報(ネタ)を提供することが重要です。ただし、ここで意識したいことは、上には上がいることです。詳しい情報を紹介するのは大切ですが、ある一部の人だけに通用するマニアックなネタを出しすぎると、収益が上がりにくくなります。

基本的にブログの目的が「収益をあげること」なら、設定するべき読者層は「その分野の初心者」です。

例えば、囲碁について詳しいサイトを作るなら、上位数パーセントの「囲碁マニア」が欲しがるネタを提供してはいけません。「囲碁を始めたいけれど、どうしたらいいのかわからない!」そんな超初心者の方に、豊富な経験から「やさしく解説する記事」を公開します。それがブログの貴重なネタになります。

個人が扱いやすいテーマ選定例

ブログのテーマにするべき内容は、大きくわけると、下の3つのいずれかです。

1.何かの分野に特化した物
2.ある世代に限定
3.ある目的を果す物

ある特定世代限定の悩み解決ブログ

40代や50歳など、ある特定の年齢層に限定したお悩みブログなどです。

例えば、私は今年で34歳です。30代も前半が終り、そろそろ40代を意識する年代です。当然、悩むのは、20代のころに意識しなかった体型です。おそらく、私と同じ年代の人は、20代の頃の体型と、30代の体型との間に大きな失望感があります。まさにそんな失望感に訴求した内容のブログにすると、大きな反響を得られるはずです。

これは、どのような世代でも同じです。20代には、20代の悩み。30代は30代。50代では50代の悩みがあります。このようにあえて、ある年齢だけを対象にしたブログにすることで、より大きな反響を受けられる可能性があります。下の例でもわかる通り、それぞれの年代ごとに生々しい「悩み」がわかります。

例:60代女性ブログ
50代おひとりさまブログ
40歳 婚 活 ブログ
40歳 出産 ブログ
40歳 初産 ブログ
40歳 妊娠 ブログ
40歳 無職 ブログ
50代の恋愛
60代アンチエイジング
50代 ダイエット
40代独身 ファッション
40代独身 男
40代無職 独身

幅広い需要があるテーマ

年代に関わらず大きな需要があるのが「婚活」や「節約」ブログです。また、愛くるしい動物ブログ、動物の病気に関するブログなどもあります。意外に多いのが「筋トレブログ」です。世の中には、マッチョにあこがれる男性が多いのでしょうか。「なぜ、マッチョになりたいのか?」ここにある本質的な部分テーマにすると、深いブログができそうです。

婚活、節約、動物(犬、猫)、動物に関する病気、筋トレ、貯蓄や転職

暮らしの中のアイディア

日々の暮らしで役立つちょっとしたアイディアブログも良いです。

例えば、業務用スーパーで購入した商品のレシピを掲載したり、一人暮らし用の作りおき料理をテーマにしたブログなども良いです。また、女性の中では「プチプラ(小さいプライスの商品)」という考え方があり、ユニクロ、しまむら、H&Mなどの低価格衣料をうまく着こなすためのブログも人気があります。この場合「安い服を着ているけれど、それを他人にバレタクナイ!」そんな根底的な気持ちがあると予想できます。

業務スーパーのレシピブログ
一人暮らし 作りおき
プチプラ ファッション

特に何かに特化したサイト

何かのテーマを深く追求しているサイトです。人気があるサイトは、自分の体験を含めた一次情報を公開しており、内容が充実しています。

キャンプ、ラーメン、メイク、在宅ワーク

子育て・育児ブログ

子育てや育児は、大変なことです。そんな育児中のママさんたちが悩みがちなことをテーマにしたブログも人気です。特に「何カ月 赤ちゃん」と、育児の経過ごとに悩んだことを記事にしてあげると、大きな反響を得られます。これは、子育て経験をされたすべての方が発信できそうな情報です。

ブログ プレママ
ブログ ベビー
ブログ 子育て
2 ヶ月 赤ちゃん
育児 ブログ 2ヶ月
布ナプキン
プレママ

病気克服ブログ

健康をテーマにしてサイトは、季節に関わらず大きな需要があります。特に多いのが「がん」、女性の場合は「乳がん」に関する需要が大きいです。この分野は、とくに実際に、ご自身が経験して克服したときの体験談が重要な情報になります。過去、何らかの病気を患い、それを克服した経験があるのなら、その時に感じたこと、悩み、克服方法などがすべて有益な記事です。

がん、乳がん、胃がん、骨肉腫、副鼻腔炎 頭痛、ギャンブル依存症、禁煙、過食嘔吐

妊活をテーマにしたブログ

「妊活(にんしんするための取り組み)」も需要があります。特に年齢が高くなった方が妊娠するときの悩みなどに答えているブログを運営すると良いです。こちらのテーマも、実際に「妊活に成功した体験談」などが大切な情報です。

ブログ 不妊 高齢
ブログ 不妊 治療 高齢

特定の何かをしている人に役立つブログ

特定の何かをしている人に役立つ情報も需要があります。

例えば「ワーママ」という言葉があります。ワーママとは、ワーキングママ、いわゆる働く女性を指します。このワーキングママさんが悩むこと、便利な情報などをまとめてあげると、質の高いブログを運営できます。

ワーママ コーデ→着こなし術など
ワーママ 子育て
ワーママ 節約
ワーママ 料理

ある地域や時期に限定した旅行ブログ

ある時期、ある地域に、特定のことをするためのブログは、一定の需要があります。

例えば、石垣島、スペインなどを「9月」に旅行するための情報に需要があります。そのほか、北海道でカレイやワカサギ釣りをするためのブログなどもあります。

石垣島 ブログ 9月
北海道 カレイ 釣り
スペイン 旅行 ブログ 9月
北海道 サクラマス 釣り
ワカサギ 釣り 北海道

身体的な悩みを克服するテーマ

体に抱えている身体的な悩みを克服するためのテーマにも需要があります。

例えば、最も大きなものが「ダイエット」です。これは、男性、女性、年代問わず、あらゆる年代で求められています。また、女性限定で言えば「アンチエイジング」です。いわゆる「いつまでも美しくなりたい!」という気持ちをかなえるための情報ブログを運営すると、大きな反響を得られます。

増大 サプリ
陰茎 増大
アンチエイジング
ダイエット

以上、ブログテーマを選定する上で参考にできる「テーマ例」でした。やはり、どのような分野のブログであっても「人の役に立つこと」が大前提です。この大前提が崩れていては、いつまでたっても閑古鳥がなくブログのままです。

まとめ

ブログのテーマを決めるときは、次のポイントに注意しましょう!

  1. ときの経過とともに情報が色あせないこと
  2. 不快な悩みに応えて、適切な答えを返していること
  3. 「読み手は、自分が大っ嫌い」を前提にする。
  4. 個人的な日記、政治的な主義主張は避けた方が良い
  5. 需要が大きなテーマを狙うこと
  6. 子供向けのコンテンツは、収益の観点からは無意味


こちらの記事もお勧めです!

スポンサードリンク

タイトルとURLをコピーしました