欧米人の目から見ると、日本のビジネスマンにおける「スーツの着こなし方」には、違和感を覚えることが多いそうです。
例えば、夏のおっさんスーツの定番である「半袖のワイシャツ姿」、ジャケットを脱いで外を歩くこと、若者の間で流行っている「ボタンダウン」のシャツなどは、ビジネスシーンにおけるスーツの着こなし方としてはNGです。
「人は見た目で判断しない」と言いつつも、やはり第一印象は見た目で決まることも事実です。そこで、この記事では、英国のビジネスマンに聞いた「ビジネスシーンにおける正しいスーツの着こなし術」をご紹介していきます。
英国流・ビジネスにおける正しいスーツの着こなし
もしかして、あなたは次のようなことをしていませんか?
- 夏に半袖のワイシャツを着る
- ジャケットを脱ぐ
- 黒かつ紐革靴以外を履く
- 白のワイシャツ以外を着る
実は、これらの行動は、ビジネスにおけるスーツの着こなし方としてはNGです。多くの方が「常識」だと考えていた事が実は違っていた。それがビジネスにおけるスーツの着こなし方には、たくさんあります。この機会に、海外ビジネスの相手から「良識ある人」と思われるように、正しいスーツの着こなし術を覚えていきましょう。
英国流・スーツの着こなし方・9つのポイント
英国流(イギリス)のスーツの着こなし方は、次の9つです。これらのポイントを意識するようになると、海外の人(特に欧米人)と、ビジネス交渉をするときに「良識ある人」と評価されるようになります。
- おでこ(額)を出す
- ワイシャツは、白色のみ。色系統、ボタンダウンの物もNG
- ネクタイは、無地、ストライプ、細かいドットのいずれか。
- スーツの色は、ネイビー。黒は不可
- 革靴は、黒かつ紐のみ
- 袖はジャケットからはみ出るサイズを選ぶ
- 自分の体型にジャストフィットさせる
- 靴下は、黒かつ長いもの
- かばんは、シングルハンドかつ自立型のみ
それでは、これららについて一つずつ説明していきます。
1.おでこ(額)を出す
前髪をあげて、おでこ(ひたい)を出します。おでこを出すことは、相手に、自信、正々堂々とした態度を感じさせます。
2.ワイシャツは、白色のみ。色系統、ボタンダウンの物もNG
ワイシャツは、白の無地が正統派です。淡い色(青を含めて)、若者で流行っているボタンダウンのシャツは、すべてNGです。
3.ネクタイは、無地、ストライプ、細かいドットのいずれかです。
ネクタイは、無地、ストライプ、細かいドットのいずれかです。基本的には、無地を選ぶ方が無難です。また、ネクタイは、できるだけ細い物を選ぶことがポイントです。細いネクタイは、いわゆる紳士服の売り場では、なかなか手に入らないため、スーツ専門店などで探すことをお勧めします。
ネクタイの色は、7月~8月は淡い色。それ以外の月は、濃い色を選びます。
4.スーツの色は、ネイビー。黒は不可
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スーツの色は、ネイビーを基本とします。黒は、喪服の意味合いが強く、ビジネスシーンのスーツとしては不適です。
5.革靴は、黒かつ紐のみ
ビジネスシーンにおける靴は、革のみです。運動靴や、歩くときに楽な「半分革靴・半分運動靴」などもNGです。または、革靴は、黒色かつ紐タイプにします。茶色、紐なしなどの靴は、不適です。
6.袖(そで)はジャケットからはみ出るサイズを選ぶ
袖(そで=腕からでる部分)は、ジャケットからはみ出るサイズを選ぶことが基本です。ジャケットの内側に収まるワイシャツは、不適です。また、ジャケットを脱ぐことは「下着をさらけ出していること」と同じです。できるだけジャケットを着続けるようにしましょう!
7.靴下は、黒かつ長いもの
靴下は、黒かつ長い物を選びます。足を組んだときであっても、すね毛をさらさないことが重要です。あなたが考えているよりも、かなり長めのタイプを用意した方が良いです。
8.かばんは、シングルハンドかつ自立型のみ
ビジネスにおけるかばんは、シングルハンドかつ自立型のみです。いわゆる「ダレスバッグ」です。カバンに紐がついていて、肩にかけるタイプの物などはNGです。
9.自分の体型にジャストフィットさせる
紳士服の量販店などは、スーツ購入によるクレームを防止するために、あなたの体型よりもやや大きいサイズの物をお勧めします。しかし、これはカッコいいスーツの着こなし方としてはNGです。必ず自身の体型にジャストフィットする物を選びます。どこかに寄れが出ていたり、少し大きめのサイズを着ていたりすると、一気に「おっさん」の印象を与えます。
このようなことを考えると、そもそも紳士服の量販店で、スーツを購入すること自体が間違いです。サイズがピッタリなオーダースーツを購入するべきです。
自分の体にピッタリなスーツを購入するには?
自分の体のサイズにピッタリなスーツやシャツを購入するには、どのようにすればいいのでしょう? 結論を言えば「一般的な紳士服の量販店」で購入すると、自分にあったサイズを見つけることは難しいです。むしろ不可能です。なぜなら、量販店に並んでいるスーツは、自身に最も近いサイズのスーツを選ぶだけであり、自身のサイズにピッタリな物を購入できるわけではないからです。
そこで、おススメするのが「オーダーメイド型のスーツ」です。自分専用にスーツを作ってくれるため、世界に一つ、最も自分の体にあったスーツを手に入れられます。しかも、オーダーメイドスーツといっても、上下20,000円~30,000円で手に入るため、そこまで金銭的な負担がないのも良いです。量販店ではなく、オーダースーツ店で購入することをお勧めします。
おすすめ店1.オーダースーツの佐田
- 初めての利用に限り、19,800円(税別)で、 オーダースーツの上下セットが手に入る。
- 二着目以降の注文は、初回のサイズを社内で共有しているため、ネット上で簡単にできる。
- 最寄の店舗で採寸をした後、スーツを仕立ててくれます。購入から一カ月以内の寸法調整は無料
- ウェストの調整は、ず~~と無料。
おすすめ店2.Suit ya
- オーダースーツとシャツを自宅で注文できます。
- 自社工場からの直販だから安いです。
- 日本人運営の品質
- 生地はwooll100%の高級生地
- 自己オート採寸
- レディーススーツも販売されています。
実際、オーダースーツにすると?
私自身、オーダースーツを購入した所、これまでのスーツに対する「違和感」がすぐになくなりました。また、周りの女性からも「なんかよくわからないけど、良い感じだね~」と、スーツを褒められることが多くなりました。
結局、これまで感じていた違和感は、自分の体とスーツのサイズがあっていないことが原因だったとしみじみと感じています。正直、「こんなことなら、さっさと頼めばよかった」という感想です。
ぜひ、あなたも自分の体型にあったオーダースーツを選ばれることをお勧めします。もしかして「ウェストが心配ですか?」大丈夫です。オーダースーツの佐田さんであれば、購入したスーツのウェストは、何度でも無料でおこなってくれます。これで、オーダースーツの購入の不安がなくなったと思います。ぜひ、ご利用ください。
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