外国の市場調査をするときは、どのような言葉で検索されているのか? その言葉は、月間でどのくらい検索されているのか? を調べることから始めます。この検索される言葉のことをキーワードと言います。
グーグルは、世界中で検索されているキーワードの情報を知ることができる「グーグルキーワードプランナー」を提供しています。このプランナーを使えば、あなたが狙っている外国では、どのような言葉(商品)で検索されているのかがわかります。
ただし、はじめてキーワードプランナーを利用するときは、グーグルのアカウントに登録した上で、5分ほどの初期設定を終えなければなりません。この設定を終えない限り「キーワードプランナーが使えない」と嘆くことになるため、ご注意ください。グーグルアカウントの作成→グーグルキーワードプランナーの初期設定で、使えます。
そこで、この記事では、グーグルアカウントを作成していない方を対象にして、アカウントの開設から、キーワードプランナーの初期設定までの流れをご紹介していきます。この記事の内容を実践すれば、約5分程度でグーグルキーワードプランナーを使えます。
グーグルキーワードプランナーの初期設定
グーグルは、自社の広告を出稿してもらうために「グーグルキーワードプランナー」を提供しています。少し前までは、グーグルのアカウントを持っていれば、誰でもすぐに使えました。しかし、記憶が定かではありませんが、いつかのタイミングから、キーワードプランナーの初期設定を終えなければ使えなくなってしまいました。
初期設定自体は、特に難しいわけではありませんが、いきなりクレジットカード情報を要求されるなど、初めて利用する人には、少しハードルが高い登録作業があります。しかし、実はこの初期設定作業を行うにあたり、クレジットカード情報を入れる必要はありません。少しわかりづらいですが「振り込み」という支払い方法も選べます。
基本的にこの記事をお読みになっている場合は、すでにグーグルアカウントをお持ちの方が多いはずです。しかし、アカウントを持っていない方もいらっしゃると思いますので、まずはグーグルアカウントの作成方法を簡単にご紹介した後、キーワードプランナーの設定方法を説明していきます。すでにアカウントをお持ちの方は、2番にスキップして下さい。
- グーグルアカウントの作成
- キーワードプランナーの初期設定
1.グーグルアカウントの作成
グーグルキーワードプランナーは、グーグルが提供するサービスです。プランナーを利用するときは、最初にグーグルの会員登録が必要です。登録はこちらのページに接続していただき、以下の図の通りに操作します。
画面の右上にある「ログイン」→「その他の設定」→「アカウントを作成」に進みます。もし、ほかの人のアカウントにログインしているときは、必ずログアウトしましょう。
「アカウントを作成」をクリックした後、次へを押します。
下の画像中にある説明の通りに記入してください。電話番号などは、無記入でも受け付けられます。求められたら入力してください。
「同意する」をクリックします。
おめでとうございます。この画面が表示されたら、グーグルアカウントの作成は完了です。下にある次へを押してログインします。
これでグーグルアカウントの作成は完了です。次にキーワードプランナーの初期設定に進みます。
2.キーワードプランナーの初期設定
ここから先は、グーグルアカウントがある前提です。今回の目的は、グーグルにおけるキーワードを調べることです。この機能を使うために、キーワードプランナーの初期設定をしていきます。次のポイントをおさえて初期設定を終わらせていきましょう。
- キーワードプランナーで仮の広告を作成する。
- 支払い方法は、振り込みを選択する
- 作成した広告を無効にする
この1~3ステップを行うことにより、特にお金を支払うことなく、キーワードプランナーの初期設定を終わらせます。それでは、上記のことを頭に入れて初期設定を進めていきましょう。
1.キーワードプランナーで仮の広告を作成します。
まずは仮の広告を作成します。実際に配信などはされないためご安心ください。もし、本当に配信したい広告があるなら、配信用にしっかりと作りこんでもいいです。あなたの状況によりご判断ください。ここでは「今すぐ、広告配信はしないけれど、とりあえずキーワードプランナーを使えるようにしたい」という人のために説明していきます。
メールアドレスの欄には、グーグルのGメールが自動で入力されています。下の赤枠欄には、ウェブサイトのURLを入力します。もし、まだ自分のホームページがないときは、無料ブログなどを作成して、とりあえずブログのURLを入手して登録しましょう。
宣伝するサイトがどのタイプを目的にしているのかによって選択してください。
パソコンのIPアドレスから、広告配信エリアが自動的に定義されます。特に気にする必要もなく、次へ押します。
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自分のビジネスにつながりがある物を選択します。
仮の内容で広告を作成していきます。一番下にあるクリック後のURLには、一般的にはランディングページという集客ページを指定します。今回は仮で作成しているため、この部分は上記で入力した無料ブログのURLでOKです。
こちらも特に気にする必要なく、次へ押しましょう。(仮で作成するため、お金が発生するわけではありません。)
広告の設定内容について、確認の画面が表示されます。ここも「次へ」を押します。
表示されている項目を埋めてください。このページでポイントになるのが、ページ下部にある「支払い情報」です。
上記の登録画面の下側には、お支払いタイプという欄があります。ここにある赤枠の▼部分を押して自動支払いから「手動支払い」にします。
さらに、支払いタイプの下にある「お支払い方法」では、初期設定でクレジットカードが設定されているため、これを「振込」にします。手動支払いと振込にするのがポイントです。
全ての設定が終ったら、利用規約にレ点を入れて次へを押します。
プライバシーポリシー画面が表示されます。必要であれば、印刷を押してください。終わりたいときは「完了」を押します。
おめでとうございます。これで初期設定は完了しました。ただし、ここで満足してはいけません。今、作成した広告が有効になっているため、これを「無効」にします。赤枠にあるダッシュボードをクリックします。
赤枠にある有効の部分のタブを無効に切り替えて完了です。これでキーワードプランナーの初期設定は終わりです。
検索サイトで「グーグル キーワードプランナー」と検索します。そこへアクセスすると、以下の画面が表示されます。この赤枠にある「ログイン」を押してください。
この画面が表示されたら、キーワードプランナーで調べられます。お疲れさまでした。二回目以降は、こちらの画面に自動的に転送されるため、ご安心ください。
まとめ
グーグルキーワードプランナーに初めてアクセスすると、初期登録を求められます。少し強制的な広告設定とクレジットカードの設定に戸惑う方も多いはずです。しかし、なんとかして、この初期設定を回避しないと、キーワードに関する調査が難しくなります。そこで、この記事でご紹介した仮の広告作成、支払い方法の手動化、最後に作成した広告の無効化によって初期登録するようにします。
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