香港で快適な通信ができるように「香港版のシムカード」を入手しましょう!シムカードは、香港国際空港などで販売されており、わずか1000円ほどの料金を支払うだけで、日本で使っているスマホをそのまま使えます。そこでこの記事では、香港国際空港に到着した人が「空港内」でシムカードを調達する手順と、実際に使用した感想などをご紹介していきます。
香港のシムカード
香港国際空港に到着すると、AまたはBの到着出口に行きつきます。香港空港に迎えに来ている方は、このAまたはBのどちらかで待っているはずです。今回はB出口を出る前提でお話を進めていきます。
お店の場所
B出口を出たら、矢印の方向に進みます。
HSBCの右隣にある「Travex」というお店です。
シムカードの購入で必要な物
シムカードの購入で必要な物は、以下の2つです。香港以外の国では、シムカードの購入にパスポートを要求されることが多いですが、香港では不要なようです(私の購入したお店は不要)
- 香港ドル(現金のみ)
- シムフリーのスマホ
1.香港ドル(現金のみ)
こちらのお店では、香港ドルのみでシムカードを購入できます。もし、到着ばかりで手持ちの香港ドルがないときは、お店の隣にある「HSBC銀行のATM」や両替所などで香港ドルを調達します。(クレカ不可)
2.シムフリーのスマホ
香港ドルと合わせて、シムフリーのスマホ又は、シムロック解除済のスマホを用意します。ドコモやau、ソフトバンクなどで契約しているスマホは、ロックがかかっているためご注意ください。香港を含む海外でスマホを使うときは、元々、ロックがかかっていない「シムロックフリースマホ」か、ロックを解除した「ロック解除済スマホ」が必要です。
シムカードのタイプ
シムカードのタイプは、お店によって様々です。ご自身の滞在目的や日数に合わせて選びます。
- ○○日間だけ○○GBを使える
- 30日間使い放題など
使い放題の注意点
なお、こちらのお店は「30日間、使い放題!」と大々的に宣伝されていますが、注意事項を良く読むと、以下のような但し書きがあるため注意が必要です。
スポンサーリンク
[NR-3]「3GBまでは7.2MBPSで通信可能、それを超えたら384kbpsにします!」
意味は? →簡単に言えば、ある一定の通信量までは高速通信、一定量を超えたら低速にする。その代わり、30日間は使い放題です。という意味です。
上限の3GBが迫ってくると、以下のメッセージが届きます。これが届いたら、そろそろ「低速通信が始まる」と考えておきましょう!
シムカードの設定
シムカードを購入しても設定ができなければ使えませんね。あまりにも設定が難しければ、別の方法を検討しなければならないです。しかし、ご安心ください。こちらのお店は、シムカードを購入すれば、その後の設定もお店の人が代行してくれます。ただし、お店の人は「画面が英語」でないと、操作ができないため、言語表示の設定を「英語」に切り替えおきましょう。
iPhone=設定>>言語と地域>>iPhoneの使用言語>>英語で切り替えられます。日本語に戻すときも同様です。
設定が完了すると、以下のメッセージが届いています。
シムカードの使用感
実際にシムカードを使ってみると、香港市内においては、どんな場所でも快適に利用できます。(香港のダウンタウンから離れたLamma Island、郊外にある地元民が暮らす高層の居住マンションでもokです。)つながらない、または速度が遅くて困ったことはありませんでした。
ただし、上限を超えた後の384kbpは遅いです。パソコンを使う機会が多く、速度的に問題を感じるようであれば、上限を超えた時点でセブンイレブンなどで新しいシムカードを購入しても良いと思います。(私の場合、6日間で3GBを消費)
上限内における回線速度
上限後の速度
制限後の使用観例
- スマホでYouTubeの鑑賞→普通に再生可能
- テザリング✖パソコンのユーチューブ鑑賞→厳しい
- パソコンでワードプレス→管理画面などの操作は可能
- ワードプレスに画像をアップロード→少し時間がかかる
- グーグルマップ→少し遅い。でも使えます。
- ウィチャットなどのSNS→ほぼ問題なし
- アプリの更新→厳しい
まとめ
- シムカードを入手すると色々と便利
- 入手方法は、日本と香港の2つがあります。
- 香港の場合、空港の到着ロビーBを出た後、左方向へ進みましょう
- 無制限使用フリーの但し書きに注意します。
- 購入に必要な物は、現金、シムフリースマホ
- 設定はお店の人がしてくれます。そのための準備として言語設定を英語化する
[スポンサードリンク]
[NR-D][NR-DR]