エアアジアなどのLCCは、安く利用できる分、欠航に対する取扱いが悪いのでは?と、不安に感じる方も多いでしょう。今回は、エアアジアのフライトを予約済、かつ台風が接近してきた場合の3つの対処方法をご紹介していきます。
エアアジアの欠航・フライトスケジュール変更など
明朝、エアアジアにて出国する予定です。記事執筆時は、午前6時。フライトは、明日の午前9時であるため、27時間後の出発です。しかし、実は、台風19号が接近しており、今日一日は、完全に台風の通過日、明日は「台風一過」が望めるのかな? という状況です。そして、後述するエアアジアからの「通知メール」は、本日の午前3時に送られてきたため、出発時間の30時間前にアナウンスがあったことになります。
もちろん、今回の場合、明らかに台風が接近しており、事前にある程度、欠航の目途が立てやすい上での事前通知だったのかもしれません。予約しているフライト時間と天候変化によっては、この時間よりも後に出される可能性はあります。
エアアジアから通知されたメールです。
台風の影響により、以下のスケジュールに変更すると通知しています。今回は、欠航ではなく、午前9時に出発する便を正午にすると伝えています。
エアアジアからの欠航通知は、何度もあるため気を付けましょう!
例えば、2019年10月の台風19号のときは、次のようにメールが届きました。
本来の出発は、10/13日の9時です。それが….
- 10/12 3:00のメール→ 10/13日の12:00に変更
- 10/12 18:47のメール→10/13日の14:50に再変更
- 10/12 20:10のメール→やっぱり10/13日の12:00にする
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エアアジアから時間変更や欠航などの通知を受けた場合の3つの対処方法
今回のように、天候の影響により、エアアジア側からフライト時間の変更などの通知を受けた場合は、次の3つのオプションから選べます。いずれの変更も電話等での手続きはできず(英語のみ)、AVAと呼ばれるチャットボットまたは、ツイッターなどを使い行います。一応、念のため、お伝えをしておきますが、変更されたフライトスケジュールで問題がないときは、特に手続き等は不要です。
- 30日以内のフライト日変更
- 90日以内に使えるクレジット
- 全額返金
1.30日以内のフライト変更
まずは、フライトの移動ができます。下記の三つの条件をクリアすれば適用されます。
1.30日以内の変更
2.同じフライトルート
3.一回の変更
2.90日以内に使えるクレジット
90日以内に使えるクレジットに充当する方法です。90日以内に航空券を購入するだけでよく、実際のフライト日は、90日後でも可能です。
例えば「予約している航空券のルートとは、まったく別の物を買いたい」ときに利用します。もちろん、エアアジアの路線のみのお話です。
3.全額返金
予約に相当する金額の全額を払い戻しされます。クレジットカードの場合は、同額の返金または請求が取り消されるかと思います。
AVAとは?
AVAは、エアアジアのカスターマーサポートをするチャットボットです。あらかじめ決めれているメニューや単語などを入力すると、それに対する適切な答えを返してくれます。もちろん、AVAは人間が操作しているわけではありません。自動プログラムによって運営されているため、サポート時間や曜日等の制限はありません。いつでも手続きができます。(調べられる情報に一定の制限あり。例:フライト出発時間の12時間前からなど)
例えば、フライトの予約をする。リファンド請求をする。フライト状況の予約などは、すべてこのAVAでおこないます。上記で説明した通り、欠航やフライト時間の変更などにより、払い戻しを受ける場合もこのAVAを使い手続きをしていきます。
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まとめ
- エアアジアからフライト変更の通知を受けたときは、三つのオプションがある。
- 1.フライト日の変更 2.クレジット充当 3.全額返金
- LCCであっても天候の影響による顧客対応はしてくれる。
- ただし、手続きは電話ではなく、AVAと呼ばれるチャットボットで行う。
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